インプラントは従来の治療とどう違うのか、その実態を探る

インプラントとは何かを考える

インプラント手術してからすぐに仮歯を装着

インプラント手術で一回法を選択すると、インプラント埋入後すぐに仮歯の装着に入ります。
この一回法の利点は、手術後すぐに仮歯が装着されることで普段の生活に影響がなくなることだと思います。ただこの手術は術者自身が相当の技術や経験を持っていないと難しいところでもあります。加えて患者自身の顎の骨の状態が良好でないと難しいので、その辺をしっかりと事前に説明を受けておいた方が良いでしょう。
歯科医師の中には自分の経験値を上げるためにインプラントを勧める人間もいるので、その手術が自分に本当に必要なのかよく説明を受けて納得したうえで手術を受けた方が良いと思います。そして歯科医師だけではなく、助手につくスタッフの質もよく見極める必要があります。

インプラント装着後しばらくそのまま

インプラント手術で二回法を選択すると、一回目の手術ではインプラントを埋入するのみになります。
そして埋入されたインプラントと顎の骨の結合状態などをみて、期間をおいて二回目の手術に入ることになります。
この手術では以回目の手術後は完全に歯茎の下にインプラントが埋められている状態なので、すぐに仮歯をつけることは出来ません。しばらくは欠損したままの状態で過ごさなければならないので生活上の不便はあるかと思います。更には二回目の手術では一度縫合されたところをまた切開して支台を埋め込む手術を行うので患者さんの身体に負担をかけてしまうことにもなります。
一回法にするのか二回法にするのか、その辺りの説明を分かりやすくしてくれる歯科医師なら良いですが、あまりその辺りをあやふやにするようでしたら一度考え直した方が良いでしょう。


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